ひざ痛予防法

1)運動(下肢筋力と柔軟性の維持)

膝関節にかかる衝撃を防ぐのは下肢筋群です。老化防止は足腰からと言われるように、下肢の筋力維持が大切です。そのためにはウオーキングやスクワットをするといいでしょう。

 ウオーキングは1日1万歩を目標に胸を張って姿勢よく手を振って大股で膝を伸ばしグイグイ進むように歩きまししょう。無理のないハイキングや山歩きの気分転換を兼ねていいでしょう。ウオーキングは筋力維持と同時に肥満を防ぐ意味でも効果的です。筋力が低下して肥満すると、膝に大きな負担をかけます。

 スクワットはモモの筋群を付けるのに役立ちます。スローで行うレーニングが効果的です。


 老化、運動不足により関節や筋群の硬化を防ぐことが大事です。

柔軟性を維持するにはストレッチをやるといいでしょう。ストレッチは膝関節の屈曲や真向法、ヨガなども効果的です。

 筋力をつけるために階段の昇降運動をやりすぎて悪くしたり、卓球やテニスをやりすぎてひざを痛める方もいますので、ほどほどにしてストレッチを十分やることが大切です。

2)食事

 甘いもの、油もの、アルコールはほどほどにバランスの良い食事が大事です。

3)ストレス、働きすぎ

 日本人に一番多いいのは働きすぎです。ストレスや働きすぎは交感神経優位の状態が続き、ひざ痛だけでなく、アドレナリンの分泌が過剰になり血糖値、血圧、コレステロールの上昇を招き、血流低下、免疫力が低下して生活習慣病の背景にもなります。

 休養、旅行、温泉保養、趣味などゆとりのある生活が必要です。

4)早めの自己治療(ひざ押圧)

 ちょっと痛いな、と感じたらすぐに痛みの出ているしこりを探し、ひざ押圧で解消しておけば悪化しないで、早く解消できます。